漢字の歴史

漢字の歴史


IMG_6958.jpg




今からおよそ三千年前、最古の漢字が生まれた。「殷」という時代に発明された「甲骨文字」です。
古代の書の亀甲獣骨に彫られた文字を、甲骨文と呼んでいます。これに対して、甲骨文と同じ殷の時代に青銅器に鋳込み、または刻まれた文字を金文があります。金文は、王などが祖先をまつる際に使った青銅器という道具に記した文字です。




【甲骨文】
甲骨文は、亀の甲や牛の骨に刻んだ文字です。商時代の人々は、日常の全ての行為と現象に対してまず占いをおこなったのです。そこにあらわれた「ひび割れの形」で神の返答を判断したそうです。その甲や骨には「いつ誰がどのようなことを占ったのか」を文字で刻みました。さらに王がそのひびを見て判断した吉凶の予測、結果として起こった出来事などを記したようです。

キャプチャ甲骨





【甲骨文の発見と発掘】
1899年(清の光緒25年)古代の青銅器や石碑の銘文を研究する「金石学」を専門としている王懿栄(おういえい)という学者がいました。王懿栄にはマラリアという持病があり、その特効薬として北京の薬屋で売られていた竜骨を服用していたが、たまたま王懿栄の家を訪れていた劉鉄雲(りゅうてつうん)という弟子が、部屋に置いてあった「竜骨」をなにげなく見ると、骨の表面にナイフで刻んだような小さな文字らしきものがありました。そこで、王懿栄と二人でよく調べてみると、とても古い文字らしい・・・ということがわかったのです。

IMG_6962.jpg





【金文】
約3000年前?金文は、銅器に鋳こまれた銘文のことです。その銅器を製作した氏族の名や祖先神の名を表した簡単な銘文から、その銅器のいわれを述べた長文のものまであります。文字は、粘っこい曲線になっています。

キャプチャ金文





金文は甲骨文字とほぼ同じ殷時代から発展したものとされているが、決定的に違うのは、甲骨文字が発見されたのがほんの100年ほど前なのに対し、金文は既に漢代から発見記録が残り宋代には本格的な研究が始まっていり。長い間、金文学、金石学として中国文字研究の中核をなしてきているのである。「甲骨文字」や、青銅器に彫られていた「金文」は、字というよりもいわゆるイラストです。

IMG_6964.jpg













スポンサーサイト

What's new?