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2500年前、孔子と弟子たちのやり取りの記録を編纂した『論語』。
2500年前、孔子と弟子たちのやり取りの記録を編纂した『論語』。

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論語は、約500章句あり、その中で孔子は「仁」について語っているところがたくさんあります。孔子は、仁をもって最高の道徳であるとしております。
『仁』とは
おもいやり。いつくしみ。特に、儒教の根本理念として、自他のへだてをおかず、一切のものに対して、親しみ、いつくしみ、なさけぶかくある、思いやりの心。

『仁』は『人』+『二』と書きますが、人が二人いる様子を表したんですかね?人と人が交わることには思いやりが必要ですね、


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子日わく、仁に里るを美と為す。択(えら)びて仁に処らずんば、焉(いずく)んぞ知なるを得(え)ん。

先生がおっしゃった。「仁の心を大切にする態度が美しいのだ。自分から選んで仁を心がけなければ、どうして知恵のある立派な人ということができるだろうか」

「仁に里るを美と為す」その中の「里る」とは居るという意味です。仁を大切にする、あるいは仁を心の拠りどころにすることです。
また「里」という字を、そのまま里の意味にとっても解釈できます。そのまま「里」の意味にとって「仁者のいる里は美しい」と解釈することができます。

仁を実践しないなんて、賢い人のすることではありませんね、と孔子は言っています。
『知』は知識や知恵のある者、知識のことです。「焉(いずく)んぞ知なるを得ん」は、どうして賢い人と言えるだろうか、いや、言えない、という反語になります。反語は疑問の形でいいながら、強い否定をするときに使う表現方法です。と安岡定子先生の本には書いてあります。





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また、渋沢栄一氏の本には下記のように書かれています。
孔子の精神は、おそらくはどこに住んでもかまわないから「仁徳」を自分の心のすみかにしなさい。と言っていることでしょう。「どんな所に住んでも君子(立派な人)が住めば都で、いやしい所ではなくなる。」と。

仁徳に安住して、それをわがままの心のすみかと心得ている人は、それによって立派な人格をつくり、心身ともに豊かになることができる。反対に名誉や利益に心をとらわれで苦境にのたうつ人はまことに気の毒千万である。こういう人は、そとから見ても見苦しい。

仁徳を心の安住地とせず、身を火宅(平安のない苦に満ちた世界)に置く人は、決して知者とはいえない。真正の知者は必ず仁と一致し、徳とも一致するはずである。徳を離れた知はなく、仁を外れた知というものもない。

繰り返しになりますが、孔子の深意は、「仁徳をわが心の安住のすみかにしなさい」ということだ。換言すれば、身を仁厚の里に置くのは有形上のことに属し、心を仁厚の城に遊ばせるのは無形上に属する。有形上のことは、すでにたいへん有益である。一歩進んで無形の心に至れば、それは益はさらに大きくなる。無形の心が仁厚の里に安住すれば、その心意が発して、形而上に現れる一挙一動はすべて厚い仁慈となる。これがすなわち『里は美となす』の究極点である。と、渋沢栄一氏は言っています。

この部分は一回読んでもあまり意味が解りませんでしたが、何度か繰り返し読んでいくと、理解できたかな?
つまり、自分の身を仁者の多くいる所に身を置けば、有形であり、なおかつ一歩進んで心を新人(無形)のように、素直な心であれば、その益はさらに大きくなる。すなわち、「素直な心で、仁者だけの所に身を置けば、その環境によって超自然的に思いやりがあって情け深い人になる。と言うことでしょうか?



渋沢栄一氏は江戸時代末期から大正初期にかけての日本の武士官僚、実業家。第一国立銀行や東京証券取引所などといった多種多様な企業の設立。生涯に約500の企業の育成に係わり、同時に約600の社会公共事業や民間外交にも尽力。(HPより)



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孔子が生まれた時代は、中国の春秋・戦国時代(紀元前8~紀元前3世紀)は、周王朝が衰退して諸侯が天下を争っていた乱世でした。当時の世の中の乱れは、他人を思いやる愛情が失われていったことが原因で、真心や思いやりを大切にして人を愛する心をとり戻すことが何よりも必要だとして、「仁」が最も重要だと位置づけたのです。


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Comment - 2

eco

むつかしい

論語って、むつかしいです(^-^;

でも、渋沢栄一さんは、ちょっと興味を持ちました。
いまNHKの朝ドラ「あさが来た」でちょうど渋沢栄一さんが登場しているんです。
渋沢さんは、経済を発展させるには、利益を独占するのではなく、国全体を豊かにする為に、富は全体で共有するものとして社会に還元することをも心がけたそうで主人公のあささんに、五代友厚さんと共に大きな影響を与えたという設定です。
今の日本の政治は、貧しいです。

2016/01/31(Sun) 16:36

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博士

★ecoさんへ

★ecoさんへ
おはようございます。

そう!論語は何度も読まないと理解できないところの章句が
たくさんあります。しかし、いろいろ調べていくと。
やっと少し理解できたりします。論語は人生の行路として役に
立つのでこれからも、読んでいこうと思っています。

そうなんた!「厚狭が来た」に渋沢栄一氏が登場するんですか!
知りませんでした。妻は毎朝欠かさず観ているので、私も観てみようかな。

渋沢栄一氏は論語を基本に人生を歩まれ、当然国の発展のため尽く
されたかたですよね。その根本には論語があるようです。

昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」吉田松陰のことですが、小さいころから
中国の古典、論語を学ばれましたね。論語は江戸時代寺子屋で盛んに
教えていたようですよ。確かにいまの政治は貧しいですね。私利私欲が
ある方が多いように思います。論語の「仁」の心があればそのように
ならないのでは?

2016/02/01(Mon) 04:35

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