先々月6月より論語を勉強し始めました。

今日のお題は『6月より論語を勉強し始めました。』

読んだ本の中に下記のように書かれてあります。

子貢問曰、有一言而可以終身行之者乎、
            子曰、其恕乎、己所不欲、勿施於人


子貢(しこう)問いて曰わく、一言にしてもって終身これを行なうべきものありや
子曰わく、それ恕か。己の欲せざるところは、人に施すなかれ


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弟子の子貢が、生きて行くうえでこれだけは肝に銘じておくような一言で言い切った言葉はないかと孔子に尋ねた。

それに孔子は【恕 じょ】と答えた。

【恕】という字を二つに分けると、「心の如し」となります。自分のことを考えるのと同じように、他人の心を思いやることが
「恕」と言えます。自分がしてほしくないと思う事を、人にしてはいかない。孔子はシンプルに言っています。と書かれてあります。

【恕 じょ】 を辞典で調べてみると。
他人の立場や心情を察すること。また、その気持ち。思いやり。と書かれてある。


以前読んだ新渡戸稲造の、武士道の基本理念について「義」「勇」「仁」「礼」「名誉」があります。
この中の「仁」も同じように 思いやり。いつくしみ。なさけ。



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さて?【恕】と【仁】どちらも思いやりの心のことだけど。

いったい、微妙な意味合いや、そのわずか な差異、違いはあるんだろうかと、、ふと思った。

調べてみたところ、久喜中学校の関校長先生が分りやすく書いています。こちらを⇒

渋沢栄一の考え方についても触れています。
『自分がしてほしくないと思っていることは、人にもしない』ということは『恕』の道だ。ちょっと自制心があれば簡単に実行できてしまうだろう。これは自分を主眼として考えるから実行しやすいのだ。

これに対して『他人が私にやりたくないと思っていることを、私も他人にやりたくない。』というのは人格の高い仁者でなければできないということだ。』と述べられています。

徳を論ずるとき、他人を主眼として考えなければならないので、「仁」は実行が難しいのだとも述べています。
つまり、「自分がして欲しくないと思っていることは人にもしない」という「恕」は、自分の快不快の感情を基準にして、それを他人に押し広げているので誰でも実行しやすいというのです。

一方、
「仁」は、他人を基準にしなければならないから難しいのだと。すごく勉強になりました。



2年前に20代後半の新人が職場に配属されてきた。まだ、若いこともあり、これからの人生に成長になり、役にたつだろうと思い、いくつもの本をコピーして何度も渡していた。先日も創意工夫する例え話しのコピーを渡し、今日中に読むよう言った。しかし、読むこともなかった? 今までコーピーを渡しても、感想などなかった。なぜなんだろうかと聞いてみると!?

人によかれと思ってやったことでも、受け入れてくれず裏目にでていた。なぜ、何なんだろうか。相手にとってはコピーを貰っても迷惑だったのですね。相手が成長したいとか、自分自身を磨きたいとか思わなければ、ただの紙きっれ。私の一方的な思い込みなんでしょうね。

相手を思うことは難しい。



一生懸命働くこと、感謝の心を忘れないこと、善き思い、正しい行いに努めること、素直な反省心でいつも自分を律すること、日々の暮らしの中で心を磨き、人 格を高めつづけること。すなわち、そのような当たり前のことを一生懸命行っていくことに、まさに生きる意義があるし、それ以外に、人間としての 「生き方」はないように思います。

※稲盛 和夫さんの著書 「生き方」 人間として一番大切なことより抜粋 


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Comment 2

ぽりん

No title

>相手を思うことは難しい。
ですね~。
本当に難しい。
良かれと思ってやったことが裏目にでることって、よくあります。
そうしたら、何もしないほうがいいのでは?って思うけれど、それもね~。
けれど、そうやって、色々と悩みながら、一つ一つを勉強していくものなのかもしれません。
成長していくには、何事も死ぬまで努力し続けることであり、途中でやめたら、成長はとまってしまう。
最初から、完璧な人間なんていない。
ちょっとでも、成長できるように、死ぬまで色々なことに努力していける自分でありたいなと思います。

2014/08/02(Sat) 11:29

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ぶんぶん

★ぽりんさんへ

★ぽりんさんこんにちは。

今日も暑かったですね。
ほんとうに良かれと思ってやっていたことが裏目に出ることもありますよね。

やはり、誤解を招かないように、しっかりしたコミュニケーションを図り、発信と応答の観点から物事を考えていく必要もあるかも?

人は、いろいろ体験しては壁にぶつかり悩み、それをバネにしながら成長していくのでしょうが、悩んだとき前向きの考えが大切に思います。

>最初から、完璧な人間なんていない。
そうですよね。
死ぬまで努力です。私が尊敬する稲盛氏は「だれにも負けない努力」と言っています。自然界はみな努力しながら生きている。人間は楽なほう、楽なほうに行くことが多いと。

また、自然の草等は道路のわきから芽をだし、この暑さに負けずに頑張っている。人も「誰にも負けない努力」と言っていましたね。この言葉を聞きハットしました。それから誰にも負けない努力をしようと心がけています。

2014/08/02(Sat) 18:00

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